TOP > 研究成果 > データ交換用標準フォーマット(WXF)
横浜国立大学大学院環境情報研究院 松本研究室のハードウェアセキュリティチームは,2007年度に同チームが実施したサイドチャネル攻撃用標準評価ボードSASEBOの個体差調査のデータ配布用ファイル形式を原型として,サイドチャネル攻撃実験データの交換に広く適用できるフォーマット Waveform data eXchange Format (WXF) を作成しました.
本フォーマットの目的は以下の通りです:
ここに,本フォーマットを定めた文書とサンプルデータを公開します.
謝辞:フォーマットWXFの検討に際しては,CRYPTREC暗号モジュール委員会電力解析実験ワーキンググループ(WG)の委員および事務局各位から多くの有益なご指摘ご意見を頂戴しました.特に同WG委員の黒川防衛大学校教授の研究室には初期の段階でご討論を戴きました.ここに,検討に加わって戴いた皆様に感謝いたします.ただし,本文書およびフォーマットWXF_v1.0に潜在する誤りがあるとすればその責任は全て松本研究室 責任者(松本 勉)に帰するものです.
サイドチャネル攻撃用標準評価ボードSASEBO-R用の暗号LSIに実装された5個のAESを測定したデータをWXFに従って整形し,以下に公開します.
上記のデータを相関係数の分析用に加工したファイル(Wavs&Drgs)を以下に公開します.
参考資料:
改版履歴:
2008.10.14 公開開始.
2008.11.08 サンプルデータBUG FIX, WXFデータ追加, ZIPファイルのサイズ記載.
2009.02.14 参考資料を追加.
Copyright(c) 2008, YNU MLAB TRHチーム