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情報・物理セキュリティグループのご紹介

横浜国立大学の「情報・物理セキュリティグループ」は、「情報・物理セキュリティ」技術分野の探求を究め、深化させることと、社会への展開を志向する、研究教育実践グループです。環境情報研究院・社会環境と情報部門の 松本 勉 教授、四方順司 准教授、吉岡克成 准教授をコアメンバとし、関連研究者と大学院および学部学生等から成り立っています。

今日、「情報セキュリティ」という概念とその重要性は広く認知されていますが、現実の問題や技術を合理的に捉えるには、セキュリティの論理的側面に目を向けるだけではなく、論理を支える物理面をも総合的に考えることが必要であると考え、「情報セキュリティ」分野を部分として含む分野を表すために「情報・物理セキュリティ」という用語を採用することとしました。すなわち、情報・物理セキュリティ分野は、少なくとも、論理的セキュリティ、物理的セキュリティ、物理と論理のはざま、理論と実装・実際、ソフトウェアとハードウェア、コンポーネントとシステムとネットワーク、組込みと汎用、といったキーワードで示される分野を包含するものと考えています。

本グループは、現在、情報量的暗号理論、計算量的暗号理論、バイオメトリクス、人工物メトリクス、耐タンパーハードウェア・ソフトウェア、組込みシステムセキュリティ、ネットワークセキュリティ、マルウェア解析などのテーマ群で実績がありますが、これらだけでなく日常的に新たな面白い課題の探求を進めています。